書類選考を通過する職務経歴書とは

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職務経歴書とは

職務経歴書って何だ…?

初めて転職する方は、「職務経歴書」と急に言われても戸惑ってしまうかもしれません。新卒の就職活動では必要なかったですよね。転職活動ではこの「職務経歴書」が履歴書とセットで必要になってきます。職務経歴書はそんなに難しいものではなく、これまでの業務経験やご自身のスキルをまとめたものです。

  • これまで在籍した企業(部署異動も含めて)
  • 各所属部署で経験してきた業務内容
  • 業務のポイント(主な取り組みや成果、プロジェクトなど)
  • 保有資格/スキル
  • 自己PR

これらをA4シート1~2枚にまとめたものになります。具体的なテンプレートなどは大手転職サイトなどにも掲載されていますので、ぜひ活用してみてください。

ここでは、職務経歴書を作成する際、書類選考通過の確率を上げるために押さえておくべきポイントを書いていきます。

ポイント①見やすいか

当然のことではありますが、見づらい職務経歴書は見る気になってもらえません。職務経歴書は履歴書ほどがちがちなフォーマットがあるわけではないので、インターネット上にも様々な種類のテンプレートがアップされているかと思います。フリーのテンプレートを活用するのは良いのですが、見やすいものを選択するようにしてください。テンプレートを見てもあまり情報が入ってこないなと自分が感じたら、きっと応募先の企業の人もそう感じてしまいます。

転職サイトdodaには職種別に100種類以上もの見本が掲載されています。あなたの現職に当てはまるものも見つかるはずですので、一度チェックしてみて下さい。

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ポイント②応募先に合わせているか

経歴なんだからカスタマイズできる場所なんてあるの?

テンプレートを決め、一通り経歴を埋めたら完成!どの企業でも使い回し!という職務経歴書は魅力的とは言えません。まずは応募した企業がどういう人材・経験を求めているかを見極めましょう。応募する企業のウェブサイトや募集要項など可能な限り情報収集してください。

例えば、テレワークやオンライン商談を活用し、DXに積極的に取り組んでいる企業に応募したとします。その企業に提出する職務経歴書にオンラインに関する記述が一切ないと、企業側は「求めている人材とは違うかも?」という印象を持ってしまいます。経験がないとしても、少なくとも業務効率化に積極的なことが分かる記述があった方が良いでしょう。業務経験で嘘は書けないので、そういった場合は自己PRを活用して、前向きにアピールしていきましょう。

どうしても経験・知識がなくて関係することが何も書けない…という人は、応募している職種に関連しそうな資格を取得していると良い印象になるかもしれません。書類選考で「お!」と引っかかるポイントが無ければ通過できません。需要と供給がマッチするような職務経歴書を心がけましょう。

ポイント③端的か

業務のポイント(主な取り組みや成果、プロジェクトなど)や自己PRなどは伝えたいことが多く、文章が長くなりがちです。しかし、採用担当の方も限られた時間で目を通しているので、極力短い文章で伝えられるようにしましょう。自己PRは<課題解決力>のように、最初にアピールポイントをタイトルのように記載した上で、具体例などを記載するようにしましょう。

端的に伝えておいて、気になった部分は面接の時に面接官から深掘りしてもらうという流れをイメージすると良いです。表現はよくないですが、職務経歴書では餌を撒いているような状態です。面接時のフックとなりそうな部分をいくつか作っておくことで、面接で聞かれそうな質問もある程度予測することができるようになります。

最後に

今回は職務経歴書を書く際のポイントをいくつか解説しました。気にすべき箇所はたくさんありますが、一番大事なのは企業側の視点を持つことです。どういう人材を欲しているのか、どういう履歴書・職務経歴書なら見たいか、ということを常に考えながら作成してみてください。

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