転職先企業の評価・口コミを調べる方法

転職情報

どんな情報を知りたいか

この会社は本当に良い会社なんだろうか…?

あなたは転職活動で企業を選ぶとき、何を軸に選んでいますか?
業務内容、給与、人間関係など人それぞれかと思います。業務内容であれば募集要項に記載されているので分かりますが、給与(昇級)や人間関係の情報はなかなか手に入らないですよね。
今回は私が転職する際に使用していた情報源をいくつか紹介したいと思います。

新卒向け就活サイト

1つ目は新卒向けの就活サイトに掲載されている情報です。もちろん会社から出している情報なので良いことが書いてあるのが基本ですが、意味のある情報もあります。

  • 平均勤続年数
  • 平均年齢
  • 新入社員の離職率
  • 『先輩社員の声』などに載っている昇級ペース

上に挙げた情報は役に立つものもあるかと思います。

平均勤続年数

企業に入社してから退職するまでの期間の平均値を指します。平均勤続年数が長い方が、長く働いている人が多いという指標になります。したがって、退職者が多いと平均値は低くなりますので、低い値の会社は何かしら問題がありそうだと推測することができます。

平均年齢

企業に在籍する人たちの平均年齢を指します。平均年齢が高いと年配の方が多いのはもちろんですが、長く働いている人も多いと考えられます。一方、平均年齢が低いと若い人が多く、転職者でも馴染みやすい環境かもしれない可能性もありますが、単純に長期間働きづらい環境で、退職者が多いことも考えられますので、注意が必要です。社員数の少ないベンチャー企業は平均年齢が低い傾向があります。

新入社員の離職率

年度別に新卒入社の社員数と、そのうち離職した人数まで情報を掲載している場合があります。これを見ることで、若い人の働きやすさや業務未経験者の馴染みやすさなどを判断することができます。あまりにも離職率が高いとパワハラなど若い人たちが働きづらい環境である可能性もありますので注意が必要です。

『先輩社員の声』などに載っている昇級ペース

エピソードは良いことしか書いていないことが多いですが、「入社後○年でマネージャーになり…」などと記載がある場合には、自分が入社した後の昇進状況に関わることもありますので参考にすることができるかと思います。

口コミサイト

企業の口コミサイトでは、いま働いている人や過去に働いていた人たちの評価を確認することができます。匿名で本音が確認できるところでもありますが、企業に何かしらの不満を抱いている人が書いていることが多いことや、同じ職種の人ばかりではないことなどから、全てを鵜呑みにはしない方が良いのかなと思います。
ただ、他の企業の口コミに比べて圧倒的に評価が悪いと分かる場合は注意が必要になります。

実際に働いている人

状況にもよりますが、可能であれば実際にその企業で働いている人に話を聞けると良いと思います。
ある程度選考が進んだ段階で、同じ業種や年齢の人とざっくばらんに話す機会を設定してもらえないか聞いてみるのも良いと思います。面接では聞けない本音ベースの話が引き出せると、とても意味のあるものになります。
ただ、余計なことは話さないよう人事などから釘を刺されている可能性もありますので全ての話を信じ過ぎないよう注意は必要です。

転職エージェントから話を聞く

転職エージェントに登録しておくと、エージェントから企業を紹介されるかと思いますが、実際に応募する前にエージェントに相談してみるのも良いと思います。
エージェントも企業がクライアントではあるので、なかなか本音を話してくれない可能性もありますが、普段からエージェントと連絡をとっておき、関係性を構築しておくと親身になって相談に乗ってくれることもあるかと思います。企業の採用事情には一番詳しいはずですので、ぜひ意見を参考にしてみてください。

情報を鵜呑みにしないことが重要

いくつか情報入手方法を紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
情報収集の際に、最も重要なことは『鵜呑みにしないこと』です。特に自分に都合の良い情報を信じすぎると、入社後に痛い目をみてしまいます。複数の情報源を確保しておき、バランスよく情報収集することをオススメします。

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