転職するにあたって
なんで転職したいんだろう?
あなたが転職活動を始める理由はなんでしょうか?「仕事にやりがいがない」「社内の人間関係がストレス」「給料が低い」など、様々な理由があるかと思います。転職したい理由が明確でないのであれば、一度立ち止まって考えてみてください。
「転職理由≒転職活動の軸(目的)」です。
私は20代で転職を3回行いましたが、最初は軸が定まっておらず、満足のいく転職活動ができませんでした。後悔しない転職を行うためにも、転職活動を始める前にまずは転職理由を明確にし、転職の軸を決めましょう。
履歴書を準備する
転職理由は明確になりましたか?転職の軸が定まったら、履歴書の準備を始めましょう。転職サイトに登録する前に準備しておくものは2つです。
- Word(Excel)形式の履歴書データ
- 証明写真データ(スマホ撮影のもので可)
最近は転職サイトに登録するだけでWeb上の履歴書が作成される場合も多いです。しかし、複数サイトに登録する際に、毎回思い出しながら入力するのも時間がかかってしまうので、WordやExcelデータの履歴書を1枚作成しておくと便利です。データで持っておくと、面接に行く際にも簡単に印刷することができます。履歴書に必要な証明写真は、スマートフォン等で撮影したものでも十分問題ないでしょう。最近のスマートフォンの画質は高いですし、更新も簡単に行うことができます。現職を続けながらの転職は長期間になることもありますので、更新しやすさは重要です。
履歴書のテンプレートは、転職サイトからもダウンロードできますので、活用してみてください。
履歴書テンプレート(外部サイト)
職務経歴書を作成する
職務経歴書って何…?
初めて転職活動を行う場合、職務経歴書が何か分からないという方も多いかと思います。職務経歴書はこれまでの業務経験やあなたのスキルをまとめたものです。
- これまで在籍した企業(部署異動含む)
- 各所属部署で経験してきた業務内容
- 業務のポイント(主な成果や取り組み等)
- 保有資格/スキル
- 自己PR
職務経歴書を書く際のポイントは一つだけです。
「応募企業に合わせてカスタマイズすること」
企業の募集要項を確認し、「こういう経験が求められているのでは…?」と予測して担当業務や補足情報の表現を変えてみてください。(※嘘はダメですよ!)企業のニーズとマッチしていると、書類選考の通過率も上がりますし、面接でも触れてくれたりします。決まった内容を書くだけの履歴書とは若干異なりますので、ぜひ他の人とは一味違う職務経歴書を作成しましょう。実際に応募するまではベースとなるようなものを作成しておくと、応募の際にスムーズに作成が進められます。
大手転職サイトなどでは、テンプレートや書き方も分かりやすくまとめられているので参考にしてみてください。
職務経歴書テンプレート(外部サイト)
転職サイト/エージェントに登録する
ヘッドハンティングや知人の紹介などもありますが、基本的には転職サイト/エージェントに登録して転職活動を始める方が多いかと思います。「百聞は一見に如かず」なので、とりあえず求人数の多い転職サイトを一つ選んでサイトに登録してみましょう。
転職サイトとエージェントの違いは何?
転職サイト
企業の求人を自分で探して応募する求人情報サイトです。リクナビNEXTやdodaは求人数も多く有名ですね。最近は企業側からのスカウトが届くキャリトレ辺りも知名度が上がっているかと思います。
転職エージェント
転職サイトとは異なり、エージェントに仲介してもらい企業に応募することになります。登録すると担当エージェントが付きます。エージェントとの面談などを通して希望を伝え、あなたに適した求人情報を紹介してくれます。求人情報を探す時間がない方、未経験の職種で応募企業の選定が難しい方などは向いているかもしれません。
- リクルートエージェント
- doda(デューダ)※エージェントサービス
- マイナビエージェント
転職したい会社に応募する
求人多いな…。どこに応募しよう?
転職サイト/エージェントに登録すると、求人検索やエージェントからの紹介で様々な企業の求人情報を見たかと思います。「これだ!」と思う求人はあったでしょうか。応募する前に押さえておくべきポイントをいくつか紹介しておきます。
- 自分が定めた転職の軸に合っているか
- 企業の口コミはどうか
- 福利厚生は明確か
求人の応募条件が厳しくて、転職を諦めかけていませんか?現状より良い環境で働くために転職をしたいのであれば、最初は「高望みし過ぎかな…?」ぐらいの企業に応募してみるのも全然ありだと思います。ポイントはいくつか挙げましたが、募集要項や口コミだけでは分からない部分も多いかと思いますので、積極的に応募して、転職活動を始めましょう!